以前から云われ続けてきた事ですが、「このまま、地上に棲む人々が浪費し続ければ人類は21世紀中に滅びるだろう」と云われてきた事が益々、現実味を帯びてきました。地球の温暖化問題、急激な砂漠化、農地、森林の減少等です。化石燃料を大量に消費する産業革命に始まり特に1950年代からの科学技術の進展と共に人口爆発が起こり、全世界的に便利さ、物質的豊かさ快適さを希求した結果であります。私達を育んで呉れた美しい自然環境を後生に遺してゆく事が務めであったはずですが、いつの間にか先人の教えを忘れてしまっていました。
もはや、解決の方法はそれぞれの人の価値観の転換しかありえません。今まで私達が固く正義と信じてきた経済優先、科学万能、エゴイズムを世界中の人と共に見直さなければ成らない時期になっていると云えます。
この重大な問題に対しても私達は近隣の諸国の人たちと共に、この極東(極西である欧米の人達が名付けた)地域において、お互いに手を携えて歩んでゆきたいと考えています。
私達はすぐ隣の国である中国内モンゴルを訪問し自然の中で自然を巧みに利用して生きている遊牧民と交流しました。しかしながら現実は彼らにとって、とても厳しいモノでした。中国領の少数民族であるモンゴル人は今、開放経済政策と漢族支配による定住化政策により家畜を増加させた結果、又、漢族農民による耕地化により草原の砂漠化が物凄い勢いで進行していました。日本にも黄砂としてやって来ます。その上、漢化政策を押しつけられ民族の文化とも云える言語さえも奪われようとしています。
この地域は嘗て日本が「五族共栄」とか「王道楽士」とかを掲げ侵略し現地の蒙漢を問わず多くの人々に多大の犠牲と拭いがたい怨恨を残し今日に至る所でもあります。
私達、日本人はモンゴル人を父(遺伝学的)とし、漢民族を母(文化)としています。中国は近年、驚異的な発展を遂げていますがその範囲は大都市、沿岸部に限られ、内陸部では失業、貧困が依然として蔓延し、格差は広がっています。特に嘗ての車原の主であった遊牧民は大変な困難に直面しています。一人前になった子供が困っている親を助ける事は当然であります。彼らの自然を大切にする生き方を学びながら、彼らを勇気附けて、これからの極東と云われる地域の若者が胸襟を開いてお付き合い出来る環境作りが当会の使命と考えています。
@留学生の支援活動・特に環境・文化を学ぶ経済的に困難な学生を支援する事によって地球環境をずいぶん先になるが少しでも改善したい。
A現地視察活動・「草原の旅」を実施し、現状を知っていただく。
B文化交流活動・ご当地の文化の紹介
C図書館の運営活動・現在フフホト市のNPO法人上遊会が開設した図書館は交通の便も悪く手狭であるので、移転拡充する。
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